このページは時間的余裕が取りづらい社会人の方向けに効果的でコストパフォーマンスに優れた勉強方法を提案しております。
時間マネジメントを徹底することで英語勉強の時間を作り出す方法論です。
学生の方や時間に余裕のある方は時間をかけてゆっくりと英語を積み上げてください。
「効率的な時間の使い方」と「コストパフォーマンス」を軸とした構成になります。
自分の使える時間を徹底的に英語の勉強に使い倒す
サラリーマンやOLさんに限らず働いている方はどうしても仕事第一になってしまいます。これは仕方ありません。そこで仕事以外の非拘束時間から勉強時間をどう見つけるかを考えましょう。
通勤時間のスマホゲームを辞めてリスニングの能力を鍛える
車の方はこの方法は使わないでください、歩きスマホにならないようにしてください。
あなたの通勤時間、会社と自宅の往復時間はどのくらいありますか?また、トイレやお昼休憩時間はどのくらいありますか?
その時間はあなたにとってとても有意義な時間かもしれません。スマホゲームをすることを控えて自分磨きに時間を費やしてみませんか
このページの趣旨は余剰時間をどれだけ効率的に使うかを目的とした映画の勉強法です。
サラリーマンの平均的な通勤時間は1時間19分と言われています。これは大都市部になればなるほど長くなる傾向があります。
この時間を有効に使いリスニングと読解力を身につけます。
今回は英語初心者向けの勉強法になるのでリスニングに重きを置いて説明します。
英語初心者はとにかくリスニングスキルをどこまでも鍛え英語脳を作ることが英語を話せるようになる近道とモグリッシュは提唱しております。
スマホアプリで同じ文章を繰り返し聴く
大事なことは繰り返し同じ文章を聴く点です。これは日本語を勉強している外国人も同じ意見ですから万国共通と言えます。
無料のアプリでリスニングできるソフトは沢山あります。ストアで英語、勉強とか英語ヒアリングと検索すればいくつも出てきます。
ポイントは「リスニング」を教えてくれるアプリを選択することのみです。
ここでは実際に実証実験をし大きな成果を上げたと断言できた以下2つのアプリの使い方を説明して初心者がどのようにして英語を勉強するべきかをレクチャーしていきます。
ペラペラ英語アプリを使ってリスニングを鍛える
ペラペラ英語は120円で使える英語勉強アプリです。同名で検索するとすぐに見つけることができます。無料アプリではありませんが何よりコスパの面で大変に優れています。無料アプリは要所で広告が出て勉強意欲を削いできます。何より限られた時間の中で広告が30秒でも流れるのは実に無駄でもったいないです。
勉強進行度に合わせたリスニングモードの使い方
これから英語を話せるようになりたいと思っている初心者の方が取り組まなければならないのは「徹底したリスニングスキルの向上」です。リスニングスキルが一定以上になれば英会話での苦労は半減すると断言できるほどに英会話においてリスニングの占める割合は高いのです。詳しくは「【保存版】英語は日本で学べ!初心者向け英会話の勉強法」にその理由を述べたのでここでは割愛します。
では次項よりこのアプリの効果的な使い方をご説明してまいります。
1:超初心者がおこなうべきはリスニングモードで英文と和訳を確認すること
アプリをダウンロードしたらまずリスニングモードを開きます。するとたくさんの動画が選択できる画面が出ます。その中で「初級」を選択してください。
次に「設定」をタップすると和訳、スクロール、リピートと3つの設定がありますので全てONにします。これで準備は完了です。
動画を再生してください。
動画の下に英訳と和訳が出てきますから動画のストーリーを把握します。この勉強が後々、おおきな効果を発揮してくれるのです。
短い動画ですからストーリーは1度見ればおおむね理解できるはずです。2週目以降でやらなければならないのは英文と和訳を見比べることです。英文の中にわからない単語が入っている場合はその日本語訳を覚えます。進むスピードが遅くなるので意外にイライラします。
さらに今日覚えた単語の半分は忘れてしまうのでこれまたイライラです。
でもそれが人間の脳の仕組みなので諦めて頑張ります。繰り返し刷り込みをして重要な記憶と認識され脳にインデックスされるまでガマンです。しかしそうしてインデックスされた記憶は一過性の記憶と異なり脳の滞在時間が極端に長くなります。
8割程度の単語が理解できるようになったら次の段階に進みます。100%にする必要はありません。なぜならここで大事なことはボキャブラリーを増やすことではなくリスニングスキルを高める(英語脳の構築)だからです。
2:8割の単語が理解できたら和訳を取り外して英文だけで繰り返す
おおよその単語が理解できたら「設定」画面から「和訳」をOFF にします。これで動画の下にあるのは英文だけになります。これで次の勉強に対する準備は整いました。
リスニングを鍛えるため同じ動画を変わらず続けて聴き続けます。しかし英文しか見ることができないため理解していたはずの意味が分からなくなることもあります。それは脳が日本語で意味を理解しているからです。ここから本格的に英語耳と英語脳のベースを作ります。
毎日毎日ひたすらに動画を再生してください、そして話している箇所の英文を追いかけてください。はじめてすぐは英語が速すぎてくじけそうになりますます。これも日本人特有の悩みなので諦めてイライラせずにガマンしてください。
※英語と日本語では英語のスピードのほうが圧倒的に速いのです。それは日本語が1つの単語で意味が通じやすい言語なのに対して英語は1つの単語だけでは意味が通じにくいため前後に補足する単語を添えて「文章」にする必要があるため必然的に話す量が増えるからです。
英文だけでその文章の意味が分からなくなってしまった時は「和訳」をONにして頭の中にその文章の意味をもう一度認識させます。理解したらOFFに戻して動画を再生してください。
これがかなりの苦行です。勉強が三日坊主になるかクリアできるかの境目と言ってもいいです。その代わり頑張りきれば素晴らしい体験があなたを待っています。ぜひ、その瞬間を体感してもらいたいです。
この繰り返しですが期間はその人ごとの英語耳の育ち方によるので期間を限定するのは難しいです。そこでどうなったら次のステージへ進むかだけを書きます。
英文を見ながらリスニングをしているとある時、英文をみるだけでそのセンテンスの意味が頭にイメージできるようになります。これが達成ポイントです。反復練習が実った瞬間です。
和訳の文章が頭に浮かぶのではなくそのセンテンスが頭の中に「絵として」もしくは「自分の言葉として」浮かぶことが大切です。それは脳が英文を情報として理解した瞬間なのです。超初心者から初心者にレベルアップするまでもうちょっとです。
3:英文を見ずに耳だけで英語を聴き英語耳を進化させる
さてここまで来たら次はいよいよ「視覚」補助を一切取り除きます。つまり耳だけで英語を理解する段階まで成長したのです。良くある勉強ブログやテキストなどではリスニングを鍛える!としか書かれておりませんが実際にはここまで作り込んで初めて英語耳の基礎ができるのです。
現代人は五感の使用頻度における目が占める割合が昔の人よりも断然に高いと言われています。それはスマホやコンピューターの発達により視覚からの情報収集スキルが特化したためです。
そのため視覚への依存度が高く英文を見ないで耳だけで聴くことに慣れていないままリスニングを始めても脳がついていけずフリーズ状態になってしまうのです。日本語以外の言語と目を全く使わない脳への負荷という2つが同時にのしかかってくるため脳がスタックしてギブアップしてしまうのです。
いままでやってきたことは脳がスタックしないための下準備なのです。
では本格的なリスニングスキルを鍛えて参りましょう。
ペラペラ英語はマルチタスクOKなのでリスニングしている間、LINEやツイッターなどを見ることも可能です。いままでのイライラから比べれば少し解放されます。
しかし!
聞き流しは厳禁です
初心者のうちは聞き流し勉強法は何の意味も持ちません。なぜなら英語耳ができていないうちから聞き流しを行っても脳は音をノイズとして処理してしまいます。
電車の通過音や工事現場のトンカン音と同じ意味を持たない情報として右から左へスルーさせてしまいます。
ツイッターを見たり、フェイスブックを更新してもかまいませんが耳だけはしっかりと意識して英文を思い出すようにしてください。
これはとても大変な作業です。かなりの確率で凹みます。10回、30回、50回、100回と繰り返していくのはとても退屈な作業にもなってきます。そこで、2つから3つの初級動画を飽きが来ないようにローテーションさせながら英語耳を作り込みます。
この作業のクリアポイントは「無い」と言っても過言ではありません。訓練で身につけたものは怠ければ元に戻ってしまいます。
英語も同じです。つかわなければ元に戻ってしまいます。やり続ける必要があるのです。しかしそれではやる気スイッチがOFFになってしまうかもしれません。
そこで仮設的な達成ポイントを作ることにします。それは、
「動画を再生していて話している内容が単語としてしっかりと理解できたらクリア」
が妥当ではないでしょうか。英文の文章をそのまま聞き流すと音楽を聴いているのと同じ作業になってきます。日本語ならばちょっと神経を集中させることで何を言っているか簡単に理解できます。それは単語を拾ってくるからです。
英語でも同じです。収集した時に英文を構成している単語を単語ベースで拾えればそれは脳が英語をしっかりと認識していることになります。
あわよくばリスニングをしているときにその文章を聴いて頭の中に情景が浮かべばパーフェクトですがこれには最低でも3カ月から半年の時間を要しますからのんびり構えましょう。
リスニングスキルを向上させるこの作業は初心者から上級者まで英語が聞き取れないと感じたら何度も復習してください。一度出来上がった英語耳を磨き直すのは今、頑張っている作業に比べれば圧倒的に楽ちんなのです。
supikiアプリを使ってリスニングと英会話の基礎を覚える
次に勉強教材として使うのがsupikiというカナダ発祥のアプリです。こちらはより会話重視なアプリになっているのでリスニングだけではなく会話に出てくる使い勝手の良い単語や言い回しを覚えていきます。
ダウンロードしたら下記、使い方を読んでください。詳細は公式supikiサイト(アップル/アンドロイドストア)で確認できます。
レベルアップ型のアプリで少しづつリスニング脳を作る
このアプリの特徴はストーリー性がありドラマを観ているような感覚でリスニング脳を刺激してくれます。
さらにこのアプリはクイズやリスニング回数など複数のミッションを達成することでレベルが上がります。リスニングに置かれている比率がかなり高いので何度も聞く必要があります。
以前は英文スクリプトがなかったのですが今は英文を確認することができますのでわからなければ何度でも英文を見て脳に英文を記録します。
会話形式になっているのですが普段使いできる文章をたくさん使っているので暗記してしまっても良いでしょう。
このアプリは中華系アジア人と地元のウエイトレスを中心とした人間模様を題材にしておりドラマとしても良い出来です。イデオムを書き出して覚えるとドラマの理解までが早くなります。
はじめのころは動画を見て単語がぼんやりと頭に浮かぶまで繰り返しみます。リピートラッシュですがめげないでください。
そのうち頭の中で文章が丸ごと浮かぶようになりますが何を話しているのか意識できなければハッキリと認識できるまで繰り返し聴きます。イデオムが頭に入ってると話の内容をかみ砕くまでの時間をかなり縮小できます。
先のペラペラ英語での勉強方法と同じく話している文章が単語ごとに認識できるレベルまでくればおのずと次のステージへのキーが開くはずです。
高性能AIを使った英会話モードで会話のタイミングをつかむ
このsupikiでは会話の練習ができるプログラムも用意されています。各チャプター毎にコンピューターが会話をしてきます。必ず疑問形で終わるので質問を聞き取れるように頑張ります。
かなり作り込まれているため遊び心ある言い方をしてもまともな回答をしてくれます。(あんまり脱線した会話をすると反応がおかしくなりますがw)
こちらは電車やバスの中だと恥ずかしいことになったり電話と勘違いされて睨まれたりするので駅から自宅までの道すがらなどを利用して会話をしましょう。
※繰り返しますが車の運転や歩きスマホにならないようにしてください。
最初は質問を理解するのも難しいと思いますがそんな時でも沈黙しないで好きな言葉を並べて相手に言葉を認識させましょう。ある程度、アプリ側で方向修正してくれますので聞き取れた質問に対しては自分の言葉で回答してみてください。するとアプリ側があなたの回答を判定して次の質問を選択して会話をスムーズにしてくれます。
質問に対してしっかりと回答していると会話が自然になってくるのでちょっと感動します。
ペラペラ英語にも同様の会話モードがあるのですが使い勝手や会話の自然性を考えるとsupikiが良いように思えます。時間を使う以上徹底して無駄を省くように学ぶのが社会人の英語勉強法です。
1分の無駄を繰り返せば1ヶ月で30分の無駄になります。限られた時間で人並み以上の効果を上げるならば無駄な時間は可能な限り排除です。
移動時間や自分だけが占有できる時間というのは有意義に使わないともったいないです。今まで紹介したのは電車やバスといった公共の移動手段や歩いている時など本来なら使わない時間を積極的に活用する勉強術です。
さてここまで2つのアプリを紹介してきましたがもっと良いアプリをご存じの方はコメント欄にアプリ名など詳細をご投稿ください。
次からは自由時間を使った勉強法について説明してまいります。
英会話カフェで英語の文化やリアルな英会話を体にしみこませる
ここまでは通勤時間や空き時間にできる勉強方法に焦点を当ててきました。この項目では自分の英語をより自然にするために初心者の段階からやっておくべきことをレクチャーします。結論から申し上げれるのならば1時間で良いので英会話カフェに通い自然な会話と英語圏のマナーや文化を学びましょう。
まとまった時間が取れないと諦めんのではなく、会社が終わった後や、次のアポイントまで少し時間があるなどマン喫やスタバで潰すちょっとした時間を有効に使うのが社会人英語勉強のキモです。
都内や大阪であれば英会話カフェを見つけるのはそれほど難しくはないでしょう。しかし地方だと英会話カフェ自体が珍しいので探すことが難しくなるかもしれません。そのような時はオンライン英会話を使いましょう。
コスパに優れるだけではない、英会話カフェが効果的な理由
当サイトが英会話カフェを推しに推しているのはこのビジネスモデルが英語の勉強において極めて効果的であるという確固たる自信があるからです。
英会話教室と英会話カフェを基にビジネスモデルの違いを説明します。
英会話教室では基本的にテキストを使います。テキストが無いところもありますがその場合にはその日の「お題」があります。たとえば、
「あいさつの仕方」
「レストランで注文するときの言い回し」
と言った今日のお題です。文法でレッスン内容を分ける時もあります。現在系、過去形、過去分詞系などです。多くのケーススタディを学ぶことは大事です。しかしながらこうした勉強方法はレッスン時間に合わせ丁度良い時間で教えられる分量に切り分けられてしまいます。会話全体から1シーンを切り抜いて勉強するわけです。
レストランで注文する状況を例題とします。
ドアを開けて店員さんに席を案内されたりメニューをもらったりとそこに至る過程があります。いきなり席に座ったところからスタートすることなどないわけです。オーダーする言葉だけ教わっても前後がなければ自然な会話にはなりませんし相手とスムーズな会話にはなりません。
短いあいさつをする店員さんもいれば、スモールトークを挟んでくる店員さんもいます。これだけ覚えておけばという100%の回答などありません。自然な注文をするためには注文するときのセンテンスだけを知っていても役に立たないのです。
※誤解が無いように補足致しますがこのページは英語を勉強したい方向けの記事です。海外旅行を最低限の単語で乗り切るというページではありません。その意味でご理解願います。
英語教室を否定するつもりはありません。熟考して作られたテキストは英語を勉強する上で学校の教科書よりも良く出来ていると思います。ただ最短で英語を人並みレベルにしたい、出来るだけお金をかけたくないと考えた場合、じっくりと基礎練をかける時間も潤沢な資金も用意できないと仮定した場合、他にもやり方がないかという観点からこの記事は書かれております。
英語教室に限らず単語やイデオム先行型のレッスンではこのあたりをキレイにまとめることができないのです。できるだけ実践的なレッスンにするため良くあるシーンをテキスト化することが今の流行になっていますが膨大な数をこなしても実戦で違和感を感じるのは相手の生きている文化やマナーに慣れていないので全体的な会話がギクシャクしてしまうのです。
では英会話カフェはどうか?
英会話カフェは一般的な英語スクールではありません。わかりやすく言えば相席のカフェテーブルにもの凄く外交的な外国人がいて同じテーブルに座った人に対して話しかけてくると思ってください。
話しかけられることで半ば強制的にアイサツやスモールトーク(本題に入る前に話すサワリトークのこと)をこなさなければなりません。これは英語圏のマナーです。一言二言の単語を発するだけではちょっともったいないです。スモールトークが長くなりすぎるなんてこともありますし回りくどいなと感じるかもしれませんが相手側がいきなり本題という文化ではないのであれば学ぶ身としてはそれを受け入れて自分の中に取り込む努力が大切です。
英語を勉強するにあたり語学だけではなく話している人物が育ってきた国やその国の文化を同時に学んでおくと勉強結果に大きく影響してきます。
席に座り、スモールトークや自己紹介が終わるといよいよ会話になります。どんな会話をするかなどが一切決まっていない英会話カフェでは「本日のお題」なるものは基本、存在しません。したがって天気の話でもいいですし、好きなスポーツの話など何でも話をすることができます。
トピックスが無いと話ができないという方にとってはとても良い勉強になります。面白い話題が見つかればその場にいる人がみんなそれぞれの経験談を話したりして会話は一気に盛り上がります。これは日本語で友達などと話している時と全く同じです。とても自然な流れです。
楽しい話題の時はどうしても自分の話をしたくなります。自分の意見を言いたくなるものです。その意欲こそがスピーキング上達の原動力になります。
英会話カフェでは英語におけるルールはほとんどありません。常識の範囲であれば何をしても良いのです。その自由度こそが英会話カフェ最大のメリットと言えるのです。自由であるということは会話自体が自然であるということにつながります。自然な環境をたくさん経験することでどこで誰と会っても違和感のない応対話法が身につくのです。
語学を学ぶだけではない、英語圏の常識や文化の違いを学ぶ
英語圏の人たちと接するにあたり彼らには日本とは別の慣習や文化があらことを理解して話す必要があります。各国ごとに常識や文化がありますからその言語で話をしたりその国にいる間はそのルールを守るようにしましょう。
郷に入っては郷に従えですね。
日本にいる外国人と仲良くなると彼らが日本のマナーに合わせているかわかります。英会話カフェで盛り上がるトピックの1つです。英会話カフェで時間を費やすことで常識や文化の違いをできるだけ学びとるようにします。これはとても大事なことであり1人の勉強では身につかない分野の勉強です。
一言で言える議題ではありませんがちょっとした例を出します。
例)英会話カフェで席に着くときは必ず自分から声をかけて自己紹介は早めにする
おおよその英会話カフェでは大型のテーブルに外国人が座っておりそれを囲むようにお客さんがいたりします。そこに参加するわけですから礼儀を尽くさなければなりません。
日本では後から来た人はじっと黙って先に来た人たちが話している会話を理解することが要求されます。そのテーブルの状況が理解できたら少しづつ会話に参加させてもらうと考える人が多いです。これは日本の文化や常識に根付いています。
ところが英語圏では逆になります。
後から来たのだからまず自分から先に来ている人たちにアイサツをするのが礼儀です。
いきなり無言で席に座り誰かが話しかけてくれるのを待つのではなく、
「can I join?」
など声を発しましょう。
何でもよいのでまず自分から相手に話しかけるようにしましょう、それが礼儀だからです。恥ずかしいと思う必要などまったくありません。そのように自分から発言をするとチャットホストが機敏に反応してくれますからその後、チャットテーブルでやりやすくなります。
経験上、英会話初心者の方がひっかかるポイントとして、
「会話に参加する着席して最初のことばと自己紹介」
と
「帰り際、席を立つときにするサヨナラトーク」
があります。それまで順調に話をしていた方でも帰り際にするサヨナラトークになると途端にギクシャクしてしまうのをよく見かけます。
これは英語ではなくてマナーの範疇になるのでラジオや映画などを観ていても身につくことはありません。実際に外国人がいる環境に自分の身を置いて文化的な常識を学ぶ必要があります。先ほども申し上げましたが英会話カフェは自由度が高い空間です。そのためこうした文化の違いなどが露骨に前面に現れるのです。その点で他の英会話ビジネス比べて優れていると言えるのです。
文法や単語、リスニングなどは自分一人でも勉強できます。しかし自然な会話を目指すならば他国の文化やマナーなども身につける必要があります。こればかりは一人で身につけるのは不可能なのです。
マナーとは相手を不快にさせない決まりごとですから相手がなければ学べないのです。
最短距離で自然な英語を身につけるのならば早い段階でこうした文化、マナーを学ぶことは避けて通れないのです。
都内にある英会話カフェを覆面調査員が体験してきました
都内にある英会話カフェに体験調査員が覆面で訪問しサービスを体験しレポート記事をアップ中です。初心者でも安心して通えるのが英会話カフェの特徴でもありますが味に好みがあるように人の趣味嗜好は千差万別です。
現在までに覆面調査員が体験してレポート化されているカフェを一覧にしておりますのでご一読頂ければ幸いです。
また英語の勉強や業界の変遷などについてまとめた過去記事はこちらからご確認頂けます。
2つのことを意識して簡単に40歳からビジネス英語を勉強する方法