スペランカー

アーケードよりもファミコンが先というレアゲーム

ゲーセン版よりもファミコン版が圧倒的に記憶に残っているゲーム。

とにかくすぐに成仏してしまう超虚弱体質の主人公なのでスペシャルケアしながら進まないと洞窟探検どころではない。

この頃くらいまではプログラマーが1人で1つのゲームをくみ上げてた時代。今じゃ考えられないけどね。

だからタイトルにTIM MARTINと制作者の名前が出てるんだわね。あのハイドライドも8801版はカリスマプログラマーが1人で組み上げたしね。

当時学生だった私は、アーケードゲームで大ヒットしたゲームがファミコンに劣化移植されるのが「ファミコン版」だと思っていたんだがこのゲームについてはファミコン版の方が味があるような気がする。

エンディングのメッセージはアーケードとファミコン版で異なっているのでどっちも紹介してみました。

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スペランカーFC版英語エンディング

CONGRATULATION!!

YOU’VE GAINED ALL THE TREASURE AT LAST !

LET’S START ON ANOTHER ADVENTURE !!

スペランカーFCのエンディング

スペランカーFCの英語をGOOGLE先生で翻訳

おめでとうございます!

あなたは最後にすべての宝物を手に入れました!

別のアドベンチャーから始めましょう!!

スペランカーFCの英語を分かりやすく翻訳

おめでとうございます!

ついに宝物にたどりつきました!

さぁ!新しい度に出かけましょう!!

スペランカーアーケード版英語エンディング

NOW YOU’VE LEARNED WORLD OF LEGEND REALLY EXISTS. YOU ARE ONE OF THE BRAVEST SPELUNKERS.

PEOPLE EXPECT YOUR SUCCESS IN THE GREAT UNDERGROUND ADVENTURE.

CHALLENGE THE GAME AGAIN AND MAKE SURE TO GET TO WORLD LEGEND.

スペランカー、アーケード版エンディング
スペランカー、アーケード版エンディング2

スペランカーアーケードの英語をGOOGLE先生で翻訳

今、あなたは伝説の世界を本当に学びました。あなたは勇敢な言葉の一人です。

人々は素晴らしい地下の冒険であなたの成功を期待しています。

もう一度ゲームに挑戦して、世界の伝説に出ることを確認してください。

スペランカーアーケードの英語を分かりやすく翻訳

今、キミは本当に存在する世界の言い伝えを体験した。

キミは最も勇敢なスペランカーの1人になったのだ。

さあゲームを始めよう!そして新たな言い伝えを見届けよう、

世界中がキミの壮大な地下冒険に期待しているのだから。

覚えておきたい英単語

legend;伝説、物語、言い伝え
exists;存在する
learned;学ぶ、呑みこむ
bravest;勇敢な、健気
make sure;確認する、突き止める、見届ける

1985年は邦楽の名曲が豊作、そして日本初のラップが誕生

この間、スカイキッドのページでも書いたんだけどこの年は日本全体が豊作、名作の年だと言える。

ファミコンが爆発的に社会現象一直線に向かったのがこの年。ゲームのラインアップをみれば今でもその息子たちが発売されていることからどれだけすごかったのかわかるしね。

あっちのページではファミコンについて書いたからこっちでは音楽について書いてみよう。

この年のシングル1位はチェッカーズのジュリアに傷心。

「しょうしん」じゃなくて「ハートブレイク」だからね。4位にはCCBのRomanticが止まらないがランクイン。

英語勉強を題材にしたページだからロマンチックなんて発音しちゃダメ、ロマンティックね。

ほかにも中村あゆみ、安全地帯、杉山清貴&オメガトライブ、サザン、中森明菜あたりがシングルで顔を並べてる。

そうこれも要注意。杉山清貴&オメガトライブだからね、ライブじゃないのよ。ちなみに意味は、

tribe;部族、族、種族

単純に訳せば、杉山清貴とオメガ族とでもなるのかな。なんかダサいね。でもドラマの主題歌としてはグンバツだったんだよ。

そんな名曲が多かったこの年の邦楽ランキングだけど、個人的1位はこれ。

そして日本初のラップが登場したのもこの年だと言えるだろう。

ニッカポッカに法被、大門サングラスというギャグなのかマジなのかわかんない恰好で唄ってた吉幾三の俺ら東京さ行くだ、である。

当時はこれが正当派B-BOYファッションと言が、ハードルが貯めたお年玉でニッカを買おうとしたが親に全力で止められてしまい、憧れこそあれど真似は出来なかった。

尾崎を聴きながら常に新しい者を探してた俺たちにとって吉の歌は新鮮そのものだった。

頭からガツンとくるライム、東京に出てきても田舎のスタイルを崩さないという硬派な思いを練り込んだ歌詞を演歌くさいテイストにさせない軽快なフロウは当時スナックのおっさんたちだけではなく俺たち学生の心もガっちりグラブした。

レペゼン青森はこの人以外ににおらんだろう。

俺ら東京さ行ぐだ
吉幾三

ちなみに、「俺ら東京さ行くだ」の俺らは、オレラ じゃなくて オラ ね。この漢字の使い方なんかみるとフリースタイルダンジョン含め日本語ラップがいかに吉幾三をインスパイアしてるかわかると思う。

実は御大、歌番組で自分の持ち歌以外は唄わないって言われてるけどそれは、

「唄えば印税が俺のところに入るから」

徹底してブレないスタイルが気持ちよい。

同じく敬愛してやまないYAZAWAは、

「お前らが何ぼ良い高校行って、良い大学出て、何ぼ良い会社に就職してもお前らの一生掛かって稼ぐ額、矢沢の二秒」

といったけど、その辺のへっぽこタレントがツイッターでつぶやいた日には大炎上、涙で謝罪、Youtuberデビューの3段コンボ確定だが永ちゃん級になると炎上どころか「名言」だからね。

レトロゲームで例えるならYAZAWAが大型筺体、ウーハー積んで全てが斬新でギャラリーを集めまくったダライアスならば吉幾三は増えも減りもせず一定のターゲット層に対して確実にリーチするスーパーリアル麻雀P2。

吉幾三を好きなのは名言ではなくコトバとして泥臭く語るところ。
明らかに声作ってるのはわかるんだけど、それがまた牧歌的でグイグイ沁みる。

もちろんオリジナルの「俺ら東京さ行くだ」は名曲なんだけども、御大が翌年1986年にレバガチャでギアがぶっ壊れるほど人気が出たアウトランのマジカルサウンドシャワーと非認証コラボしてる動画も一聴の価値アリ。

とくに2;37からは公共の乗り物で無意識にワカメのような踊りを踊ってしまいそうになるほどに刺激的だ。